木彫りの伝統を受け継ぐトミヤ郷土民芸

アイヌ人物像の木彫り作家である浅丘光人（作家名）作の狩りの様子の作品です。
大正生まれの故人となりますが、観光土産品としてのアイヌニポポなどの人形彫りとは違い
当時では存在していなかったアイヌの人物像をリアルに彫り上げる彫刻家でありました。
昭和７年に木彫りの道に入り、昭和14年に日展の審査員を長年務められた彫刻家の加藤顕清
（かとうけんせい）氏の師事を受け、昭和20年に除隊後に木彫りの仕事を再開し、昭和23年
（有）トミヤ澤田商店（弊社）の仕事を手掛けることなりました。
平成2年10月没　　享年77歳

受賞歴多数
昭和47年6月　北海道秀作民芸品展　北海道貿易物産振興会会長賞・旭川郷土民芸品教会会長賞
昭和48年6月　北海道秀作民芸品展　技術賞
昭和49年3月　旭川民芸土産品展　旭川連合会会長賞
昭和49年6月　北海道秀作民芸品展　北海道観光連盟会長賞
その他　各展にて入賞
個展を開催できる内容の品数で、立体的な置物としてのアイヌ人物像から大型の壁掛けレリーフまで
数多くの作品を残していかれました。
弊社代表の澤田富治が光人氏の作品を気に入り、彫り上げる作品を全て引き受けるようになり、現在は
一部の作品は店頭に飾っておりますが、多くのアイヌの人々の生活を彫り上げた作品を有しております。
その品々を公開させて頂きました。

製造地：北海道旭川
材質：オンコ材
制作年：1965年
サイズ：高さ34.5ｃｍ・横幅40cm・奥行き20cm
重量：約4.5Kg
売価：本体価格￥480,000　税込み価格￥528,000