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[商品コード] 17-024-1-1
鮭の着色した半面彫りをオンコ板に張り付けた「鮭額」となります。
先ずは半面彫りについてですが、字のごとく、板に張り付けることを想定してますので鮭の後ろ側は平面になっていないといけないので半面の彫りという意味になります。
彫り方も作者によりけりの熊彫りさんと異なり、鮭を手掛けられると申しますか、鮭を彫った彫り師の絶対数が居ないので多くの作者が居る、居たというわけではありません。なぜ? 需要と供給というのもありますけど魚は別物となるのかと。彫ることは彫れるけども躍動感の表現が第一に!
続いて着色ですが、黒や茶系の色合いと異なる着色なので不得手ということ銀色、青みの塗装となることで熊とは異なる塗装技術がいるので、新規で安易に手を出せるものではないのかと。
では、鮭の彫り師は額の張り付けも自分で?
鮭額用の板材の用意も含めてとなると、もろもろ困難なことが多いので鮭彫りは、鮭を彫って自身で着色を施すか、レリーフ調に1枚木に彫るかとなります。
しなっていない板材は、裁断して加工して額用の着色、研磨などをしたりして、文字を入れたり焼き印をいれたりします。本作品のカムイチップの文字のように。(アイヌ語で川を遡上するサケの意味)
他の鮭額も同様にバック板はトミヤ製だったりします。出来上がりの彫り物で着色済の鮭を吊るし鮭のように縄紐などで尻尾部分を縛って吊るして飾る品などもあったりしますので、額装だけが鮭の彫り物の在り方!というわけではありませんが、今、最初から彫って着色してバック板を作って取り付けをしての完成形は、限りなく出来ない(しない)かと。(とても高額に)

オンコ板は、画像で見てわかるように全部がベニア板の表面の様にすべすべというわけではございません。節もあれば節の線もあり、擦り傷線のようなものから何かの点?みたいなものまであります。アップで見ないとわからないですが、この長さの板ですので、それは木ですので!という理解にてお願い申し上げます。
※表記サイズですが26号(20号)というのは、板サイズが26号で鮭が20号の意味です。
そんな木彫りのサケ(シャケ)の板張り額となります。

製造地:北海道
材質:榀・オンコ
サイズ:額の横幅79cm・縦幅24.5cm・厚み2cm
鮭横幅61cm・尻尾をはねあげた箇所の高さ5.5cm
重量:2300g
売価:本体価格¥35,000 税込価格¥38,500
価格
38,500円(税込)
(税抜価格35,000円、消費税額3,500円)
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トミヤ郷土民芸