槐材で彫ったアイヌ酋長人形ですが、普通の飾り物としての木彫り人形ではなく、首が取れての小物入れとしております。
木彫り人形などは、基本的に飾り物として製材した角材やぶつ切りした丸太材を使用しての縦長の彫り物となりますが、何か実用的な品に変化できないかというのは、常に考えられたことですが、創作品にしたりちょっとアイデアを振り絞って加工したりするのが良いのか悪いのかとのことが！　逆に価値を下げるのではないか？との考え方もありますこと。只、飾りだけの品物ではおもしろくない！との作り手の考え方もありまして、良し悪しは申せませんが、本品はエンジュ材の木彫り人形を加工した品となります。
中を繰りぬいてモノ入れにしての別なメリットとしては、割れ防止として中の中心線を繰りぬいていることも利点として挙げられます。
なにせエンジュ材は硬い木で年輪が凝縮してますので、中心部分からの割れが生じて顔がパリッと割れたりもしますので、そういう意味では空洞化させたのもよい知恵かと思われます。
そんなことでのアイヌエカシ人形であります。

製造地：北海道
材質：エンジュ
サイズ：横幅10cm・高さ17㎝
頭の部分の円状の置き場の内径9cm
胴体の空洞部分の内径4.9cm・深さ約10cm
重量：620g
売価：本体価格￥8,000　税込価格￥8,800